この時期だけの貴重な白小豆
今年は、京都・和久傳 茶菓席へ
ひとり のんびりと
階段をあがると
小さな壁棚に季節のお花が出迎えてくれる
茶菓席には誰もいない静なる空間
驚きと
贅沢な時間を過ごさせて頂ける
興奮する心を静めながら
本日最後の一皿となっていた
大好きな鯖の炙り寿司を注文
待つ時間の愉しみ
運ばれてくるお茶
青磁の豆皿に並んだ小さな黒豆
1粒ずつ口にしると
顔を出す豆皿の亀
何をとっても
キュンキュンさせてくれる和久傳さん
運ばれてきた鯖寿司
カッコ良く でいて優しい が憎らしい
漆器とのコラボ
しばらく食べることが出来ない
あまりに素敵で涙が出そうになる
おいしい
と
ひとり呟き続け
変な人 になっていたかも
漆黒のお椀でやってきた白小豆ぜんざい
蓋を開けたとたん
あたたかな湯気と共に小豆の香りがやってくる
なんて心地良さ
なんて美しいんだろう
食感も残しつつの柔らかな小豆
やさしく舌の上で広がるおいしさ
なんなんでしょう
幸せすぎて苦しくなる
和久傳さんが発刊している「桑楡」をゆっくり読ませていただき
連れて帰った1冊
帰宅後も、静なる余韻を楽しませて頂けること
心から感謝したい
ありがとうございました
穏やかないつもの
京都・・
日本・・
世界が戻ってきますように